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Essay「歴史の道萩往還」語り部だより

第5回クリーン作戦・「観光地美化事業」清掃活動

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2013.11. やまぐち萩往還語り部の会/古谷眞之助
佐々並支所前08:30集合 日本観光振興協会のご援助で購入したバケツ、カマ、ノコギリなど。 企画広報部会主催のクリーン作戦参加者 企画広報部会主催のクリーン作戦参加者

今回の企画広報部会主催のクリーン作戦は、日本観光振興協会中国支部、および地元佐々並のボランティアの皆さんとタイアップして夏木原~佐々並、新茶屋~佐々並のゴミ拾い、そして御茶屋跡の草刈と、過去にない規模のものとなりました。心配していた天候も何とかクリアでき、予定以上の成果をあげることができたと思います。参加いただいたのは、日本観光協会中国支部森局長様、県観光連盟4名、総務部会3名、研修部会5名、催事部会3名、企画広報部会7名の合計23名の皆さんでした。ご協力ありがとうございました。
筆者は夏木原~佐々並コースに参加し、昼食後、御茶屋跡の草刈に参加しましたので、以下にフォトレポートをします。

スケジュールは、佐々並支所前08:30集合、09:00出発式の後、それぞれ車で出発地点まで移動して、09:30~11:30に往還の清掃活動、昼食・昼休みの後13:00から草刈、というものでした。

日本観光振興協会のご援助で購入したバケツ、カマ、ノコギリなど。反省点としては、①ゴミが意外に多く、ゴミ袋が不足したこと、②またゴミはそのまま佐々並まで持参と考えていましたが、空き缶、大型ゴミが多く、デポして軽トラックで回収に回らねばならなかったこと、③夏木原~佐々並コースは清掃しながらでは2時間では不足で、実質2時間半かかり、時間に追われたこと、④午後の草刈の開始が13:30で、休憩時間が長過ぎたこと、などが挙げられるでしょう。
また、聞けば、佐々並地区ボランティアの皆さんが年に5回も往還の草刈ボランティアをされているとのことで、本当にありがたいことです。また、今回も萩市佐々並支所に全面的にバックアップしていただいきました。今までになく、地元、行政、そして我々語り部の心の接近が図れた気持ちの良いイベントとなった感があります。これは筆者だけでなく、参加された皆さんに共通する感想だろうと思います。

企画広報部会主催のクリーン作戦参加者

左から「田中副会長と森局長」、「松井専務と森局長」、「地元代表の林さん」

企画広報部会主催のクリーン作戦参加者

板堂峠の駐車場だけでゴミ袋3個が一杯に!

企画広報部会主催のクリーン作戦参加者

古タイヤや空き缶が投げ捨ててあります。 夏木原→逆修石の間は特にひどい。

企画広報部会主催のクリーン作戦参加者

ゴミを捨てる側の心理として、「見えないところに捨てる」という意識が働いているようで、左側の川土手には色々なゴミが捨てられていました。逆側は山斜面が迫っていて、捨てれば、そのまま目立つため、こちら側には捨てる人はいないようです。板堂峠の駐車場は特にマナーが悪いようです。一旦ゴミが捨てられ始めると、最悪ゴミ捨て場になりかねません。

企画広報部会主催のクリーン作戦参加者

ゴミ拾いをしているから余計に綺麗なものに目が行きます。左は名前不明、右はウメバチソウというのだそうです。リンドウ(中)とともに、土手に群落がありました。

企画広報部会主催のクリーン作戦参加者

首切れ地蔵の休憩所にバケツを2個設置しました。バケツの中には雑巾も入れてあります(左)。いつ見ても美しい段々畑の石垣です(中)。軒につるされた玉ねぎ。良く見ると、茎ではなく、根に棕櫚縄を織り込んでつるしてあります。こうすると芽が出にくいのだそうです。でも、大変な手間でしょう(右)。

企画広報部会主催のクリーン作戦参加者

集まったゴミの山。あるものですねぇ(左)。とりあえず、午前の部が終わって、支所内の部屋で楽しいランチタイム。お弁当もなかなかのものでありました(右)。

企画広報部会主催のクリーン作戦参加者

午後からは御茶屋跡の草刈です。地元ボランティアの方たちが刈られる草の片づけが主な仕事でした。広いエリアもみんなでやればこのとおり。参加された皆さん、本当に、お疲れ様でした。